近年、猛暑対策として注目を集めているのが「ネックファン」。外出中はもちろん、室内でも手軽に使える冷却アイテムとして人気を集めています。
首元から涼しい風を送り込むことで、体感温度を下げ、熱中症対策としても活躍する便利なアイテムですが、本当に効果があるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。今回は、ネックファンの特徴や効果、他の冷却グッズとの違いについて、わかりやすくご紹介します。
ネックファンとは?
ネックファンとは、首にかけるタイプの携帯扇風機のこと。小型のファンが左右に搭載されており、首元から顔にかけて風を送り込み、身体をクールダウンさせます。
両手が塞がらないので、作業中や移動中、アウトドアなど様々なシーンで活躍するのが魅力です。最近では、羽根なしタイプや静音設計のものも登場し、より快適に使えるようになっています。
なぜネックファンが人気なのか?
ネックファンがここまで人気を集めている理由は、大きく3つあります。
1つ目は、携帯性の高さ。軽量でコンパクトなデザインが多く、バッグに入れて簡単に持ち運べるため、通勤・通学・旅行・イベントなどどこでも使用可能です。
2つ目は、両手が空くハンズフリー設計。手持ちのハンディファンとは違い、首にかけるだけで涼しさを得られるので、作業中や運転中、スポーツ観戦でも邪魔になりません。
3つ目は、多機能モデルの登場。最近では風量調節はもちろん、冷却プレートや温度調整機能を備えた「ウェアラブルエアコン」タイプも人気。
他の冷却グッズとの違い
1. ネックファンとネッククーラーの違い
ネックファンは、首元から風を送り、気化熱による涼しさを感じさせるタイプの冷却デバイスです。主に風で汗を乾かし、蒸し暑さを和らげるのに役立ちます。
一方、ネッククーラーは半導体冷却プレートなどの冷却機能を備え、肌に直接冷たさを伝えることで体感温度を下げます。
風による冷却とプレートによる直接冷却という冷却方法の違いが大きなポイントです。外出先での手軽な冷却ならネックファン、短時間で集中的に冷やしたい場合はネッククーラーというように、用途によって選ばれることが多いです。
2. ネックファンとハンディファンの違い
ハンディファンは、手に持って使用するコンパクトな扇風機で、風向きを自由に調整できるのが特徴です。小型でバッグに入れて持ち歩ける反面、使用中は片手が塞がるため、作業中や移動中の利用には不便なこともあります。
ネックファンは首にかけて使用するため、両手を使わずに涼しさを得られるハンズフリーデザインが魅力です。風の当たる位置は固定されるものの、歩きながらや作業中でも快適に使えるため、アクティブなシーンにぴったりです。
3. ネックファンと冷却ベストの違い
冷却ベストは、氷嚢や保冷剤を内蔵し、胴体部分を中心に冷やす衣服型の冷却グッズです。全身の熱を効率よく逃がすことができ、屋外作業や長時間の外出に適していますが、やや重量があり着脱に手間がかかることもあります。
対してネックファンは、首元だけを重点的に冷やし、軽量で取り回しやすい点が特徴です。冷却範囲は限定されますが、サッと装着できて、熱がこもりやすい首元を効率よく冷やせるので、普段使いにぴったりです。
信頼できるネッククールデバイスブランド紹介
1. COOLiFYシリーズ(TORRAS)
COOLiFYシリーズは、半導体冷却技術を採用し、首元を直接冷却することで高い冷却効果を実現しています。また、送風・冷却・暖房の3つのモードを搭載し、季節を問わず使用可能です。アプリ連携により、温度や風量のカスタマイズも可能で、ユーザーの好みに合わせて快適に使えるのも魅力です。
代表モデル:
羽根なし&静音31dB。HyperVortex設計で最大10時間使え、氷感素材と人間工学デザインで長時間でも快適に過ごせます。
デュアル半導体冷却プレートで体感温度-16℃、最長28時間バッテリー搭載。アプリで温度調整も自由自在。
折りたたみ式首掛け扇風機。可愛いパンダデザインと特許風路構造を採用。アウトドアにも便利な収納袋付き。
手のひらサイズ・182gの半導体冷却プレート内蔵モデル。3秒でひんやり&最大12時間稼働。特許カラビナで手持ち・吊り下げ・卓上の3WAY対応。
2. SONY REON POCKETシリーズ
スマホと連携して周囲の温度や好みに合わせて自動で温度調整してくれるスマートネッククーラー。軽量&コンパクトなデザインで、スーツの下に忍ばせてもOK。ビジネスシーンでも大活躍。
代表モデル:
REON POCKET 5 :小型・軽量で、スーツの下にも装着できるウェアラブルサーモデバイス。新設計のサーモモジュールと静音ファンで、パワフルかつ静かな冷却を実現。冷温両対応で一年中活躍。。
3. THANKO ネッククーラーシリーズ
冷却プレートとファンを組み合わせたハイブリッドタイプ。軽量で持ち運びやすく、アウトドアや作業現場でも活躍。首元をしっかり冷やしてくれるので、暑い日も安心です。
代表モデル:
ネッククーラーPro R4:4つのペルチェプレートで首まわりを広範囲に冷却し、体感温度-15℃を実現。猛暑の屋外作業や夏フェスにも最適な、首かけタイプの強力ネッククーラー。
4. YOVOKE ネッククーラー
折りたたみ式&コンパクトデザイン。冷却プレートとファンで首元を効率よく冷やし、軽量設計で通勤や旅行にも便利。
代表モデル:
YOVOKE 折り畳み式 首掛け扇風機:冷却プレートと無扇風機構造で、首元を瞬時に冷やす軽量ネックファン。静音設計&折りたたみ式で、通勤・アウトドア・オフィスなど様々なシーンに便利。
まとめ
首元から涼しさを届けてくれるネックファンは、暑い季節の必需品。最近は、携帯性・冷却力・デザイン性もどんどん進化しています。
特にCOOLiFYシリーズのような多機能モデルなら、冷却プレート+送風モードの組み合わせでしっかり涼しく、熱中症対策にも頼れる存在。夏のお出かけやデスクワーク用に、自分のライフスタイルにぴったりの1台を見つけてみてくださいね。
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