iPhoneの画面保護フィルムを安全に剥がす方法|粘着残りなしのコツ

Feb 27, 2025
iPhoneの画面保護フィルムを安全に剥がす方法|粘着残りなしのコツ

iPhoneの画面保護フィルムを長く使っていると、角が浮いてきたり、傷がついたり、汚れが気になったりすることがありますよね。新しいフィルムに貼り替えたいけれど、うまく剥がせるか不安…。また、無理に剥がそうとして画面に傷をつけたり、粘着が残ったりするのも避けたいところです。

そこで今回は、画面を傷つけず、粘着を残さずにキレイにフィルムを剥がす方法をご紹介します。家にあるもので簡単にできるコツも紹介するので、ぜひ試してみてください!

一般的なiPhoneの画面保護フィルムの種類

iPhoneの画面保護フィルムにはいろいろな種類があります。「どれを選んでも大差ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は使い勝手がけっこう変わります。指紋がつきにくいものや、衝撃に強いもの、のぞき見を防ぐものなど、それぞれ特徴があるので、自分の使い方に合ったものを選ぶのが大事です。ここでは、よく使われている代表的なフィルムの種類を紹介します。

ガラスフィルム

ガラスフィルムは、最も人気のあるタイプです。硬度が高く、落下時の衝撃を吸収しやすいのが特徴で、傷にも強いです。操作感もよく、画面の透明度も高いので、快適に使えます。ただし、フィルム自体が割れることもあるので、耐久性の高いものを選ぶと安心です。

アンチグレアフィルム

アンチグレア(マット)フィルムは、画面の反射や映り込みを抑える効果があります。明るい場所や屋外でスマホをよく使う人に向いています。また、指紋がつきにくいのもメリットです。ただし、若干画面が白っぽく見えることがあるので、鮮やかな表示を重視する人には向かないかもしれません。

プライバシーフィルム

電車やカフェなど、人の多い場所でスマホを使うことが多いなら、プライバシーフィルムがおすすめです。特定の角度以外からは画面が暗く見えるので、周りの人に内容を見られにくくなります。ただし、正面から見ても少し暗く感じることがあるので、明るさを調整しながら使うとよいでしょう。

ブルーライトカットフィルム

長時間スマホを使う人には、ブルーライトカットフィルムも選択肢のひとつです。ブルーライトを軽減することで、目の疲れを和らげる効果が期待できます。ただし、一部の製品では画面が黄色っぽく見えることがあるので、気になる場合は透明度の高いものを選ぶとよいでしょう。

TPUフィルム

TPU(熱可塑性ポリウレタン)フィルムは、柔軟性があり、画面の端までしっかりカバーできるのが特徴です。割れることがないので、落としてもフィルムの貼り替えが不要な点がメリットです。ただし、ガラスフィルムほどの硬度はないため、強い衝撃には弱いというデメリットもあります。

関連記事:スマホを落として画面が割れてしまった場合の対処法

フィルムを剥がす前に準備するものは?

画面保護フィルムをきれいに剥がすには、適切な道具を使うのがポイントです。無理に剥がそうとすると、フィルムが割れたり、接着剤の跡が残ったりすることもあるので、以下のアイテムを準備しておくとスムーズに作業できます。

iPhoneガラスフィルム

ピックやカード類(薄いプラスチック製のもの)

SIMピンやクレジットカードのような薄いプラスチック製のカードを使うと、フィルムの端を持ち上げるのに便利です。金属製のものは画面に傷をつける可能性があるので、プラスチック製のものを選びましょう。

セロハンテープ

フィルムが端からうまく剥がれないときは、セロハンテープを貼りつけてゆっくり引っ張ると、簡単に持ち上げられます。特に、薄いフィルムやTPU素材のフィルムを剥がす際に効果的です。

ドライヤー(低温設定)

フィルムの粘着力が強くて剥がしにくい場合は、ドライヤーの温風(低温)を軽く当てて、接着剤を柔らかくすると剥がれやすくなります。ただし、熱を当てすぎるとiPhoneにダメージを与える可能性があるので、数秒ずつ様子を見ながら行いましょう。

マイクロファイバークロス&アルコールシート

フィルムを剥がした後、画面に残った接着剤を拭き取るために、マイクロファイバークロスやアルコールシートがあると便利です。特に、粘着跡が残りやすいフィルムを剥がす場合は、アルコールシートを使うときれいになります。

これらの道具を使ってフィルムを剥がす方法

① まずは角を持ち上げる

フィルムの四隅のどこかに浮いている部分がないか確認してください。浮いている部分があれば、そこからゆっくり剥がしていきます。

もし浮いている部分がない場合は、セロハンテープを使うのがおすすめ。テープの粘着面をフィルムの端に貼り、そっと引っ張ると、角が少し浮きます。

② クレジットカードやヘラを使ってゆっくり剥がす

角が浮いたら、クレジットカードやプラスチックのヘラを使って少しずつ剥がします。無理に引っ張らず、均等に力をかけながらゆっくり動かすのがポイントです。

特にフルカバータイプのフィルムは、端の粘着が強いことが多いので、焦らず慎重に進めましょう。

③ 剥がれにくい場合は温める

寒い時期や長期間使用していたフィルムは、粘着が強くなって剥がしにくいことがあります。そんなときは、ドライヤーの弱風で軽く温めると、粘着が柔らかくなり剥がしやすくなります。

ただし、熱を当てすぎると画面に影響を与える可能性があるので、10秒ほど温めたら一度様子を見ながら試してください。

④ 粘着が残ったらアルコールシートで拭き取る

フィルムを剥がしたあと、画面にベタベタした粘着が残ることがあります。その場合は、アルコールシートやクリーナーを使ってやさしく拭き取りましょう。

粘着が強く残ってしまった場合は、セロハンテープを貼って剥がすと、粘着ごと取り除けることがあります。

画面保護フィルムが破損している場合の対処法

フィルムを剥がす前に、もしフィルムがひび割れていたり、一部が剥がれていたりする場合は、通常よりも慎重に作業する必要があります。無理に剥がそうとすると、破片が飛び散ったり、画面を傷つけたりする可能性があるため、以下のポイントを意識しましょう。

手袋を着用する

フィルムが割れている場合、細かい破片が指に刺さることがあります。安全のために、薄手の手袋を着用して作業をすると安心です。特にガラスフィルムの場合、破片が鋭利なことがあるため注意しましょう。

セロハンテープを使って固定する

フィルムが細かく割れている場合は、セロハンテープをフィルム全体に貼ってから剥がすと、破片が飛び散るのを防げます。テープを貼ることでフィルム全体がまとまり、剥がしやすくなるのでおすすめです。

端から少しずつ剥がす

破損したフィルムを無理に引っ張ると、余計に割れてしまうことがあります。カードやピックを使って端を少しずつ持ち上げ、ゆっくり剥がしていきましょう。ドライヤーの低温風を当てながら作業すると、接着部分が柔らかくなり剥がしやすくなります。

画面を丁寧に拭く

フィルムを剥がした後、画面に小さな破片や接着剤の跡が残ることがあります。マイクロファイバークロスやアルコールシートを使って、優しく拭き取るときれいになります。特にガラスフィルムの場合、細かい破片が残っている可能性があるので、光に当てながら確認すると良いでしょう。

結論

iPhoneの画面保護フィルムは、正しい方法で剥がせばスムーズに取り外せます。特に粘着が強いフィルムや、ひび割れたフィルムを扱う際は、無理に剥がさず慎重に作業することが大切です。

今回紹介した道具や手順を活用すれば、画面を傷つけることなく、安全かつきれいにフィルムを取り外せるでしょう。また、新しいフィルムを貼る際は、画面をしっかり清掃し、ホコリの少ない環境で作業するのがポイントです。

もし、新しい保護フィルムやケースを探しているなら、高品質なTORRAS(トラス)の製品がおすすめです。TORRASのガラスフィルムは透明度が高く、傷や衝撃から画面をしっかり守ります。また、TORRASのiPhoneケースは、耐衝撃性に優れたデザインで、大切なスマホをしっかり保護してくれるので、フィルムと合わせて使用するとさらに安心です。

適切な方法でフィルムを交換し、快適なiPhoneライフを楽しんでください。

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